2019年4月15日月曜日

行幸啓による伊勢市内の交通規制と奉迎場所

4月17~19日、天皇、皇后両陛下が伊勢市を訪れ、伊勢神宮を参拝されます。4月30日の譲位を報告されるもので、天皇、皇后のお立場としては最後の地方訪問になるとみられるとのことです。
地元では奉祝ムードが膨らんでいますが、伊勢市役所が行幸啓のための市内の交通規制情報と、奉迎場所、時間等を記載したお知らせを発行しているので参考にアップしておきます。
 




なお、伊勢神宮は内宮が4月17日15時から翌18日4時半まで、外宮が4月18日8時20分から11時50分まで、一般客の参拝が停止されます。

2019年4月14日日曜日

東京で「最古の伊勢屏風」が発見される

 中日新聞(4月13日付け朝刊)によると、伊勢神宮への参詣風景を描いたものでは国内最古とされる屏風が東京都の根津美術館で発見されたそうです。
 この屏風は伊勢信仰が庶民にも定着した江戸前期(17世紀後半)の製作と推定され、一対を成す右隻と左隻のうち、右隻は名古屋市博物館が所蔵していますが、左隻については長らく行方が不明となっていました。

中日新聞 CHUNICHI Web より

 屏風は、縦が1メートル、幅が3メートルある大きなもので、名古屋市博物館蔵の右隻には、「宮川の渡し」から外宮へ至るにぎやかな門前町が描かれています。
 今回発見された左隻は、内宮への入り口となる宇治橋や、人々が参拝後に精進落としをした歓楽街、女性芸人が三味線を弾いて参詣者を楽しませた習俗などが描かれています。

 なぜこの屏風が発見されたかですが、根津美術館が特別展「尾形光琳の燕子花(かきつばた)図」の準備で館蔵品を調査する中で、表現方法が名古屋市博物館と酷似する屏風があることを確認したとのこと。
 左隻は1933年に根津美術館の礎を築いた根津嘉一郎氏が古美術商から購入した記録があり、根津美術館では名古屋市博物館から右隻の貸し出しを受け、90年ぶりに左右一対が揃った形で4月13日から展示されるそうです。

■根津美術館  ホームページ

■中日新聞 CHUNICHI Web  最古の伊勢屏風左右そろう(2019年4月13日朝刊)

「MYひしゃく」でコロナ対策!?

  伊勢神宮・内宮の近くにある神宮会館で、参宮用の柄杓(ひしゃく)を販売していると聞いたので行ってみました。神宮会館は伊勢神宮崇敬会なる信徒団体が運営している宿泊施設で、私が子供のころは確か会員制で古色蒼然とした建物のホテルでしたが、20年ほど前に全面改築され、現在は誰でも泊まれ...