伊勢市役所ホームページによると、2019年(平成31年)のお正月三が日の伊勢神宮への参拝者数は51万3112人となり、近年で最高となりました。天気が良く比較的暖かかったことや、平成最後の初詣になることが多くの人出を誘ったようです。
内訳を見ると内宮(ないくう)が約33万2千人、外宮(外宮)が約18万1千人で、圧倒的多数は内宮が占めていますが、これもここ3か年を見ると差が縮まっており、外宮の参拝者数の伸び率が高くなっています。
また、2018年(平成30年)通年の参拝者数は850万5253人(内訳は内宮562万1645人、外宮は288万3608人)となり、850万人台はかろうじて超えたものの17年に比べて約3%の減少となりました。
注目されていた外国人参拝者数は10万1446人となり、前年比でやはり約3%の減となりました。
伊勢神宮の参拝者数は、神宮司庁の調査を基に伊勢市が毎月ホームページに掲載しています。リンクはこちらです。
The number of visitors to Ise Grand Shrine on the New Year's three day in 2019 reached 513,112, the highest in recent years.
It was influenced that the weather was good and Emperor Heisei abandoned in May.
Also, the total number of worshipers in 2018 was 8.55 million, declining by about 3% compared to 2017.
Among them, the number of foreign worshipers was 100,446, a decrease of about 3% again from the previous year.
2019年1月16日水曜日
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