2018年12月2日日曜日

外宮の神馬「笑智号」を間近で見る

昨日から12月。
伊勢市は温暖な土地のせいか、それほど厳しい寒さではありませんが、それでも朝夕はさすがに冬の到来を実感します。
伊勢神宮の外宮(外宮)に行ってみました。


宇治山田の街には、いわゆる紅葉の名所的なところはほとんどありません。
しかし伊勢神宮周辺の山は人工的な針葉樹林も少なく、比較的、自然に近い林相のためか至る場所で赤や黄色に色づいている木々を見ることができます。

見ているほうは風情があって良いのですが、管理するほうは落ち葉が大変でしょう。


この日も広大な外宮の境内や賛同を清掃する奉仕員の皆さんを多数見かけました。

豊受大神をお祀りする正宮を参った後は、別宮である多賀宮(たがのみや)、土宮(つちのみや)、風宮(かぜのみや)もお参りしました。
かなりの混雑で、拝殿の前では人が滞ってしまうので、衛視が「二列に並ぶのでなく、扇型に広がってご参拝ください。それでも(ご神慮は)変わりませんから。」と声を枯らしていました。

月の初日で一が付く日なので、神馬の参進があった日です。この日は二頭の神馬のうち笑智号(えみともごう)が御厩(みうまや。厩舎のこと。)につながれていました。


厩舎の表示によれば、笑智号は平成18年生まれのアングロサクソンアラブ種。性別は書かれていませんが、たぶんオス。栃木県にある宮内庁の御料牧場で生まれ育ち、外宮には平成23年9月にやって来た(牽進された)そうです。
もう7年も経つせいか、なかなか人懐こい馬で、周囲の参拝客が手に手にスマホやカメラを持って撮影に臨むと、不思議とその方に顔を向けたりして、その都度歓声が上がっていました。

「MYひしゃく」でコロナ対策!?

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